子どもの英語、何から始めるのが正解?おうち英語スタート徹底解説

子どもの英語学習、いつから始めればいいのか、どんな方法が効果的なのか、多くの親御さんが悩まれていることでしょう。

特に初めて英語教育を始める場合は、「何から始めていいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

本記事では、おうち英語を始めるにあたって、まず取り組むべき「聞き流し」と「フォニックス」について詳しく解説します。

子どもの英語学習を成功させるためのヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてください。

目次

子どもの英語学習、何から始めるのが正解?

子どもの英語学習を始めるにあたって、まず親御さんが理解しておくべき点は、「英語学習はマラソンである」ということです。

英語力は一夜にして身につくものではありません。日々の積み重ねが大切です。そのため、無理のない学習方法を選ぶことが重要になります。

では、具体的に何から始めればよいのでしょうか?

聞き流しから始めよう

英語学習は、段階的には「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つのスキルをバランスよく身につけていくことが大切です。

しかし、特に幼い子どもの場合は、まず「聞く」というインプットから始めるのがおすすめです。

赤ちゃんが母語を学ぶ過程と同じように、英語に触れる環境を作ることがポイントです。

英語の音にたくさん触れることは、英語習得の第一歩です。

耳から英語の音をインプットしていくことで、その後のアウトプットへスムーズにつながると考えられています。

そこで英語学習は「聞き流し」からスタートすることがおすすめです。

聞き流しとは?

子どもの英語学習の最初のステップとしておすすめなのが、聞き流しです。

聞き流しとは、英語の音声を聞き流す学習方法です。

赤ちゃんからのスタートも可能で、小学生くらいまでなら、英語の歌や絵本などを聞き流すことで、英語の音に自然に慣れることができます。

言語学ママ

赤ちゃんが言葉を覚えるように、英語の音にたくさん触れることは、英語習得の第一歩です。

聞き流しの効果

自然な発音の習得:聞き流しを通じて、ネイティブの発音やリズムを自然に身につけることができます。
リスニング力の向上:日常的に英語を聞くことで、リスニング力が自然と向上します。
単語やフレーズの習得:繰り返し聞くことで、単語やフレーズを無意識に覚えることができます。

聞き流し教材

子どもの聞き流しに適した教材としては、以下のようなものがあります。

  • 英語の歌
  • 英語の絵本
  • 英語のアニメやお話

赤ちゃんには、楽しい英語の歌、ゆっくりと優しい語りのお話などがおすすめです。

幼児から小学生の聞き流し教材は、絵本・お話の聞き流し(朗読など)の場合、あまりにも誇張したアニメ調の話し方ではないものを選んでください。

せっかく英語の音をインプットするのですから、あまりにも砕けた早口のアニメキャラクターの話し方ではない方がいいです。

楽しくも、しっかりと正しい英語、かつ発語がしっかりと聞き取れるものが望ましいです。

効果音やBGMが目立ちすぎるものもあまりおすすめしません。

レベルに関しては、赤ちゃんでも幼児・小学生でも、聞こえてくる英語を全て理解することが聞き流しの目的ではありませんので、子ども向けの内容であればそれほど気にすることはないでしょう。

だだし、聞き流しだけで英語力が向上するということではありません。

聞き流しはあくまでも英語学習のスタートとして捉え、後に様々な学習と組み合わせて行うと考えるのが一般的です。

フォニックスで英語の基礎を学ぶ

聞き流しに慣れてきたら、「フォニックスの学習を始めるのがおすすめです。

フォニックスとは、英語の文字と音を結びつける学習方法です。フォニックスを学ぶことで、英語の単語をより簡単に読むことができるようになります。

フォニックスとは?

英語には、アルファベット26個に対して、約44種類の音があります。フォニックスでは、これらの音と文字の関係をルールとして学びます。

言語学ママ

例えば、アルファベットの A には「エィ」と「アッ」という音がありますね。このような、文字と音との関係を学んでいきます。

フォニックス学習のメリット

フォニックス学習のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 英語の単語をより簡単に読むことができるようになる
  • スペリングのルールを理解できるようになる
  • 英語学習の土台を築くことができる

フォニックスは、英語学習の基礎となる重要なスキルです。

もう少し具体的に「何ができるようになるか」というと、

フォニックスを学んできるようになること
  • 単語を見て正しく発音できるようになる
  • 新しい単語を見たときに、発音を推測できるようになる
  • 単語の音を聞いたときに、正しく単語が書けるようになる
言語学ママ

「読み」「書き」「発音」など、英語の基礎を身につけるならやはりフォニックスです。最近注目度がとても高い分野です。

フォニックスの学び方

フォニックスは、以下の方法で学ぶことができます。

  • おうち英語で学ぶ
  • スクールで学ぶ
  • オンラインレッスンで学ぶ
おうち英語で学ぶ

我が家でもフォニックスを取り入れていて、「Jolly Phonics」(ジョリーフォニックス)というフォニックスを専門のテキストで学んでいます。開始して1か月ほどで、簡単な語のスペルを見ると、正しい発音で読むことができるようになってきました。私も驚きました。

生徒用テキスト

指導者用テキスト

指導者用テキストもあるので、おうち英語で親御さんが指導することもできますが、「音」(=発音)を扱う分野ということで、英語が苦手な親御さんだと少し難しいかもしれません。その場合はフォニックスが学べる専門の子ども英会話スクールやオンラインレッスンがおすすめです。

フォニックスが学べるスクール・オンラインレッスンで学ぶ

フォニックスはアルファベットと音のルールを教えたり、正しい発音を教えるので、専門の先生に教えてもらうのがおすすめです。ネイティブ講師だけでなく、バイリンガル講師、日本人講師など、指導者はスクールによって異なります。そのような詳細情報とともに、以下のボタンからフォニックスが学べるスクール・オンラインレッスンを多数ご紹介しています。

フォニックスが学べる
\ スクール・オンラインレッスン /

言語学ママ

紹介したページでは、全スクールで無料お試しレッスンを実施していますので、是非一度お試し受講してみてください。

よくある質問と解決策

英語学習スタート時によくある質問にお答えします。

子どもが英語を嫌がる場合はどうすればいいですか?

無理に学ばせようとせず、一旦少しお休みするものいいでしょう。または、子どもの興味を引く内容に切り替えてみましょう。気が向いたときに、好きなキャラクターが出てくる英語のお話を見たり、遊びの延長に英語のゲーム教材を取り入れてみたりしてみてください。

英語が得意でない親でも教えられますか?

英語が得意でなくても、教材やメディアを活用することでサポートできることも多いです。親も一緒に学ぶ姿勢を見せることで、子どもも安心して取り組めるでしょう。難しさを感じたら、やはり専門のスクールやオンラインレッスンに切り替えることも検討してみてください。

どのくらいの時間を英語学習に割けばいいですか?

子どもの年齢や英語学習の目的、そして本人のモチベーションに応じて柔軟に対応するのが良いですが、毎日少しずつでも継続することが何よりも大切です。元々子どもの集中力はとても短いです。10分から15分程度でも毎日続けることで、効果が現れます。

言語学ママ

以下に様々な情報をまとめていますので、是非、英語学習スタートの参考にしてみてください。

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まとめ

子どもの英語学習は、総合的に見れば、早ければ早いほど良いというわけではありません。

まずは子どもが英語を好きになることが、英語学習を成功させるための一番のポイントです。

「聞き流し」や「フォニックス」を参考に、親子で楽しく英語学習をスタートしてみましょう。

「聞き流し」と「フォニックス」を通して子どもが英語の音に慣れ、英語学習の楽しいスタートが切れることを祈っています。

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この記事を書いた人

・TOEIC 920点
・教員免許状英語科取得(第一種)
・米国大学院でTESOL取得
東京都内で子供向け英語講師2年、大手学習塾勤務5年。現在子育てをしながら主に在宅で米国AI関連企業のリモートスタッフ、オンライン日本語教師、ウェブサイト運営などフリーランスで活動中。副業で某英語資格試験の会場運営にも携わっている。40代、言語学好きな2児のママ。

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