こちらは、子どもがアルファベット3文字の知らない単語を読んでいる実際の動画です。
これは、「ジョリーフォニックス」(Jolly Phonics)を学んでたった数か月後のおうち英語の様子です。

わが子は下の子5歳年中、7歳小学校2年生で「ジョリーフォニックス」(Jolly Phonics)を本格的に学び始めました。
先ほどの動画は、数か月後、知らない単語「pan」を、「ジョリーフォニックス」(Jolly Phonics)の学びを元にして推測して読んでいる様子です。
英語学習の早期化が注目される今、多くの親御さんが子どもに英語を習得させたいと考えているのではないでしょうか。
しかし、従来の英会話教室に通わせるのは時間的な制約などがあって、なかなか踏み切れないという方も多いと思います。
そこで、そんな親御さんにおすすめなのが、「ジョリーフォニックス」(Jolly Phonics)という英語読み書き習得プログラムです。
ジョリーフォニックスは、イギリス生まれのプログラムで、歌やゲーム、アクションなどを用いて、楽しく効果的に英語の読み書きを学ぶことができます。自宅で親子一緒に取り組むことができるので、おうち英語にも最適です。



私もおうち英語に取り入れている「ジョリーフォニックス」の指導法についてお話していきます。


ジョリーフォニックスとは?
我が家もおうち英語で使っています!




ジョリーフォニックスは、「シンセティック・フォニックス」という方法を用いて、英語の読み書きを学習するプログラムです。
シンセティック・フォニックスとは、アルファベットの文字と音を結びつけて、単語の読み書きを学習する方法です。ジョリーフォニックスでは、アルファベットをグループに分け、42個の音を歌やアクション、ストーリーなどを用いて、段階的に学んでいきます。



意外だと思われる方もしるかもしれませんが、フォニックスは、第二言語を学習するためだけのものではないんですよ。
英語圏での英語の読み書きにもフォニックスは取り入れられています。日本人が「国語」で、ひらがな・カタカナ・漢字を習うのと同じですね。
ジョリーフォニックスは、その信頼性・有効性からイギリスの学校の68%で使用されているそうです(2005年時調査)。(※はじめてのジョリーフォニックス ティーチャーズブックより)
ジョリーフォニックスを動画で見てみよう
アルファベットの音を歌やアクション、ストーリーなどを用いて学ぶとは、どういうこと?



実際に指導風景の動画を見ると分かりやすいです。ジョリーフォニックスを出版しているイギリス、Jolly Learning社の公式YouTube動画です。
例えば、
/v/の音 両手でハンドルを動かす動きをしながら「v~~~~~」と言っています。
/a/の音 腕に這い上がってくる蟻をはらう仕草をしながら「a~~~~~」と言っています。
子ども達は、各アルファベットの音を機械的に覚えるのではなく、短いストーリーを聞き、そのストーリーに関連した、アルファベットの音を表すアクションを行うのです。
また、各アルファベットの音をテーマにした10秒程度の短い歌も聴きます。音と文字を結び付ける手助けになります。
ジョリーフォニックスのメリット
ジョリーフォニックスには、以下のようなメリットがあります。
楽しく学べる 歌やゲーム、アクションなどを取り入れ、楽しみながら学習できます。
自然な習得 音と文字を結びつけることで、自然に読み書きを習得できます。
世界中で認められている イギリスをはじめ、世界120カ国以上で導入されています。
幼児でも学べる 3歳頃から学習できます。
英語学習の基盤となる ジョリーフォニックスで学んだことは、将来の英語学習の基盤となります。
ジョリーフォニックスをおうち英語に取り入れる方法


ジョリーフォニックスをおうち英語に取り入れるには、以下の方法があります。
1. ジョリーフォニックスの教材を購入する
ジョリーフォニックスには、様々な教材があります。ジョリーフォニックスをスタートする場合の教材は以下の通りです。
生徒向けの教材だけでは指導することができません。なぜなら、指導方法などは全てティーチャーズブックに掲載されているからです。また指導に欠かせないCD、各アルファベットの音ごとのストーリー絵本も、ティーチャーズブックのほうに付いています。必ずティーチャーズブックもご用意ください。
- ジョリーフォニックス解説
- 指導法解説
- 絵本
- 単語集
- フラッシュカード
- 音声CD
- 歌の歌詞



ジョリーフォニックスの指導法は体系的です。また一つ一つのアルファベットに対して、指導マニュアルが細かく書かれているので、指導経験がない方でも教えやすいですよ。
2. 大人と一緒に学習する
このように、ジョリーフォニックスでは、音を歌やアクション、ストーリーなどを用いて多角的に読み書きを教えていくプログラムです。
子どもがジョリーフォニックスで学習する場合は、必ず指導者が必要になってきます。おうち学習で行うなら、親や年上の家族などが教師となり一緒に学習していきます。歌を歌ったり、ゲームをしたり、アクションをしたりしながら、楽しみながら学習しましょう。
3. 毎日少しずつ学習する
ジョリーフォニックスは、毎日少しずつ学習することが大切です。1日15分でも良いので、毎日学習する習慣をつけましょう。
4. 復習をしっかりする
学習したことを忘れ ないよう、復習しましょう。ジョリーフォニックスティーチャーズブックでも、毎回、前回までに習った音の復習を行うことを推奨しています。ティーチャーズブック巻末にあるフラッシュカードを使って音とアクションを確認します。
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ジョリーフォニックスの効果的な指導法


ジョリーフォニックスを効果的に指導するには、以下の点に注意しましょう。
子どものペースに合わせる
先ほど紹介したステューデントブック1冊42個の音を1日1つのペースで行うと約9週間で完了します。ただし子どもによって理解度や進度は異なるので、子どもの年齢や都合などを考慮して、無理のないペースで指導しましょう。
褒めて伸ばす
子どもができたことをたくさん褒めて、自信をつけさせてあげましょう。



音の理解が進むと、簡単な単語(3文字程度のアルファベットの単語)が読めるようになってきます。この時、褒めてあげると大きな自身につながります。
楽しみながら学習する
ジョリーフォニックスは、楽しみながら学習することが大切です。歌やゲーム、アクティビティなどが豊富なプログラムなので、子どもが飽きないように工夫して進めてみてください。
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まとめ
ジョリーフォニックスは、自宅で親子一緒に取り組むことができる、おうち英語にも最適なプログラムです。
ジョリーフォニックスを親子で楽しみながら学習し、英語力を向上させていきましょう。
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