子どもが英語を読めるようになった!おうち英語【フォニックス体験談】

今回は、我が家でフォニックスを取り入れて、子どもが英語を始めて1か月でアルファベット3~5文字程度の簡単な単語を読めるようになった 体験談をご紹介します。フォニックスに興味がある方はもちろん、おうち英語で何から始めればいいかわからない方にも、ぜひ参考にしていただければと思います。

子どもが英語学習を始めてみると、簡単な英語でのやり取りやアルファベットの読み書きから楽しくスタートし、そのうちに「英語を読む」段階で初めてつまづく、ということがよくあります。

英語の読み書きはその先の英語学習を進めていくために避けては通れないとても大事な活動です。その読み書きの初歩を学ばせる方法があります。我が家でも取り入れている「フォニックス」という英語の読み書きのルールです。

目次

フォニックスとは?

フォニックスとは、アルファベットの文字と音を結びつけるルールのことです。日本語のひらがなやカタカナと同じように、英語にも文字と音を結びつける規則性があります。

フォニックスを学ぶことで、子どもは新しい単語を見たときに、その単語の読み方を推測できるようになります。また、英語の音声を聞き取ったときに、その単語が何なのか理解できるようになります。

おうち英語でフォニックスを取り入れた理由

我が家がおうち英語でフォニックスを取り入れた理由は、以下の3つです。

  1. 英語の読み書きの基礎をしっかりと学びたかった
  2. 英語学習を楽しく続けられるようにしたかった
  3. 子どもが通っている小学校でもフォニックスの指導を1年生から行っていた

英語は、これからますます重要になっていく言語です。英語の読み書きの基礎をしっかりと学ぶことが重要だと考えています。

また、英語学習を楽しく続けられるようにすることも重要です。フォニックスは、歌やゲームなどを通して楽しく学ぶことができるので、子どもたちも飽きずに英語学習を続けることができます。

現在、小学校英語ではフォニックスを取り入れた指導を行っているところがあり、我が家の子どもが通っている公立小学校では1年生のころからフォニックスを指導しています。家庭でも復習をかねてやってみようと思いました。

言語学ママ

余談ですが、私、言語学ママの大学の卒論(学士)のテーマはフォニックスでした!自分自身がフォニックスを幼少期に習った経験はないのですが、将来、子どもに教えるならフォニックスを取り入れたいとは考えていました。

フォニックスの教材と学習方法

我が家では、以下の教材を使用してフォニックスを学んでいます。

  • ジョリーフォニックス:イギリスで開発されたフォニックス教材です。歌や動作などを通して、楽しくフォニックスを学ぶことができます。
言語学ママ

平日夕方におうちでフォニックスを学んでいます。

具体的には、以下の学習方法を取り入れています。

  • 短いストーリーを聞いてアルファベットの音とアクションを結び付ける
  • アルファベットの読み方のルール・発音を覚える
  • フォニックスのカードを使って、フォニックスのルールを復習する

下の記事でも詳しく解説していますが、ジョリーフォニックスでは、各アルファベットの音を機械的に覚えるのではなく、短いストーリーを聞き、そのストーリーに関連した、アルファベットの音を表すアクションを行い、音とアクションを結び付けて覚えていきます。

また、各アルファベットの音をテーマにした10秒程度の短い歌も聴きます。これも音と文字を結び付ける手助けになります。

こちらの記事で詳しく解説しています

フォニックス 1か月後の成果

我が家では、フォニックスを学び始めて1か月のころから以下のような成果が見えてきました。

アルファベット3~5文字程度の簡単な単語を読めるようになった

1か月程でジョリーフォニックスのテキストの42音中、1/3ほどの音をやり終えていました。

開始1か月で扱った音

s, a, t, i, p, n, c, k, (ck,) e, h, r, m, d, g, o, u, l, f, b

この段階で、例えば、fやb の音のレッスンではエクササイズで出てくる次の単語を、CDや私のリピートではなく、子ども自身が字を見て、認識して、しっかりと読むことができました。(息子…小学校1年生7歳、娘…年中さん5歳)

読めた単語

if, fun, fat, soft, bat, big, bed, bus, black

息子、娘、それぞれ単語1個ずつ順番に、読めるかなと振ってみましたが、驚いたことに5歳の娘も結構読めていました。if, fun, busなど、娘が答えました。

逆に、テキストのエクササイズにあったけれど読めなかった単語もありました。

読めなかった単語

frog, soft, belt

これらの単語は一つ一つの音とアクションを一緒にやって、発音してみる、ということを行いました。

また、手持ちのフォニックスカードの表紙にたまたまfrogが載っていたことを思い出し、「frogってケースに書いてある単語カード持ってきて!」と指示してみました。

「ちょっと息抜きしよう!」と、フォニックスカードを取り出してアクティビティに繋げました。

このカードです!ケースにfrogとあります!


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新しい単語を見たときに、その単語の読み方を推測できるようになった

先ほど紹介したf, g以外にも、既に学習した音を含む3~5文字程度の簡単なアルファベットの単語の読み方を推測することができるようになりました。

簡単な単語を聞き取ったときに、何の音が含まれるか理解できるようになった

ジョリーフォニックスのテキストには、習う音ごとに、例えばfならfの音があるものに〇、ないものには✖をつける、というエクササイズが出てきます。

絵のみ(アルファベット記載なし)を見ながら発音を聞きます。

fの絵の例

flag(旗), horse(馬), leaf(葉), fox(きつね)の絵

CDで上の単語の音を聞いて、fが含まれているか含まれていないか、(この場合はhorseだけ✖、)判断するというものです。こういったエクササイズで、意味を知らない単語でも音の有り無しをかなり正確に答えるようになりました。

言語学ママ

この時期の子どもは本当に耳が良いと改めて実感しました。

英語を発音することに自信がついた

フォニックスを取り入れているうちに、英語の発音を真似して言ってみることに楽しさを感じ始めたようです。うまく発音できた時に褒めてあげたことが自信につながったということもあるようです。

言語学ママ

t, s, p など、本当にうまく発音するので、驚きとともに自然に褒める言葉が出ました!

フォニックスを学んだことで、子どもは積極的に英語に触れるようになりました。

今はジョリーフォニックスと並行してEFL教材(英語を母国語としない国で英語を教えるための教材。日本以外でも英語教育で使用される。)を取り入れています。

これからも、フォニックスを基礎として、子ども英語力向上を目指していきたいと思います。

まとめ

フォニックスは、おうち英語で英語の読み書きを学ぶのに最適な方法です。フォニックスに興味がある方は、ぜひ自宅でもフォニックスを取り入れてみてください。

ご自身で教えることが難しい方は、フォニックスを導入しているオンライン英会話・英語スクールが色々あります。

以下のスクール全て無料体験レッスンを実施しているので、是非試してみてください。

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フォニックスを楽しく学ぶことで、子どもは英語に対する苦手意識がなくなり、積極的に英語に触れるようになります。ぜひ、お子さんと一緒にフォニックスに挑戦してみてくださいね。

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この記事を書いた人

・TOEIC 920点
・教員免許状英語科取得(第一種)
・米国大学院でTESOL取得
東京都内で子供向け英語講師2年、大手学習塾勤務5年。現在子育てをしながら主に在宅で米国AI関連企業のリモートスタッフ、オンライン日本語教師、ウェブサイト運営などフリーランスで活動中。副業で某英語資格試験の会場運営にも携わっている。40代、言語学好きな2児のママ。

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